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時候とは―読み方、意味、使い方。時候の挨拶がNGなケースも。

時候とは何か、読み方と意味、使い方をまとめています。各月の時候の挨拶、時候の挨拶がNGな(記載しない)ケースなどの常識的な内容についても記載しました。

1. 時候の読み方と意味

はじめに、時候の読み方と意味について見ていきます。

時候の読み方

時候の読み方「じこう」です。

時候の意味

時候は、「四季折々の気候。その時々の陽気。暑さ寒さ。」を意味する言葉です。

時候の関連用語

時候の関連用語とその読み方です。

  • 時候の挨拶:じこうのあいさつ
  • 時候見舞:じこうみまい
  • 時候はずれ:じこうはずれ

時候の英語

時候は英語で主に「season」と訳します。

  • 時候の挨拶:the compliments of the season
  • 時候見舞:seasonal occasion
  • 時候はずれの:unseasonable

2. 時候の使い方(時候の挨拶)

次は時候の使い方(時候の挨拶)について見ていきます。

時候の挨拶とは

時候の挨拶とは、季節の移り変わりや、風物詩について書くものです。 季節に敏感な日本人独特の文化です。 あらたまった手紙や公用文、ビジネス文書を書くときに使われます。

時候の挨拶の書き方

「拝啓、<時候の挨拶>」のように手紙の「拝啓」などの頭語の後に書きます。 昔ながらの形はありますが、自分なりの感じ方でアレンジしてもかまわないです。

時候の挨拶(6月中旬の紫陽花)

6月中旬なら梅雨などと言わないで、紫陽花(読み方はあじさい)なんかいいですね。

雨に濡れた紫陽花が美しい季節になりました

時候の挨拶がNGなケース

ただし、お悔み、災害のお見舞いなどの場合は、時候の挨拶は入れないです。 すぐに本文に入るものなので常識として覚えておきましょう。

3. 各月の時候の挨拶の用語、用例集

各月の時候の挨拶の用語、用例集を見ていきます。

1月(睦月)

1月は睦月(読み方はむつき)の例です。

  • 厳寒(極寒、酷寒、厳冬)の候
  • 寒気厳しき折から
  • 近年にない寒さですが
  • 厳寒(極寒、酷寒、厳冬)ことのほかきびしく
  • 寒さひとしお身にしむ折から

2月(如月)

2月は如月(読み方はきさらぎ)の例です。

  • 余寒(浅春、春寒、残冬、向春)の候
  • 立春とは名ばかりの余寒厳しき折から
  • 梅も少しほころび始めました
  • 余寒(浅春、春寒、残冬、向春)と申せ、なおきびしい寒さが続きますが

3月(弥生)

3月は弥生(読み方はやよい)の例です。

  • 早春(春暖、春寒、春陽)の候
  • 早春とはいえ肌寒い日がつづきます
  • 日ざしもようやく春めいてまいりました
  • 春色(春雪、水ぬるむ、雪解け、春雨・・・)、ようやく春めいてまいりました

4月(卯月)

4月は卯月(読み方はうづき)の例です。

  • 陽春(桜花、晩春、春色)の候
  • 春色たけなわの候
  • 桜花爛漫の季節となりました

5月(皐月)

5月は皐月(読み方はさつき)の例です。

  • 新緑(風薫る、薫風、軽暑)の候
  • 風薫る季節を迎えました
  • 若葉のもえるころとなりました

6月(水無月)

6月は水無月(読み方はみなづき)の例です。

  • 梅雨(初夏、麦秋、向暑)の候
  • 梅雨の晴れ間が待ち遠しい昨今です
  • 雨にぬれた紫陽花が美しい季節となりました

7月(文月)

7月は文月(読み方はふみづき、ふづき)の例です。

  • 盛夏(猛暑、酷暑、炎暑)の候
  • 海山の恋しい季節となりました
  • 暑さひときわ厳しいこのごろです

8月(葉月)

8月は葉月(読み方ははづき)の例です。

  • 残暑(晩夏、残暑、暮夏)の候
  • 立秋とは名のみの厳しい猛暑が続いております
  • 残暑なお厳しい日々が続いております

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9月(長月)

9月は長月(読み方はながつき)の例です。

  • 清涼(秋涼、新涼、新秋)の候
  • 秋暑なお厳しき折から
  • そこはかとなく秋の気配を感ずるようになりました

10月(神無月)

10月は神無月(読み方はかんなづき、かみなづき)の例です。

  • 秋冷(秋色、清秋、寒露)の候
  • 秋もようやく深くなりました
  • 天高く馬肥ゆる秋となりました

11月(霜月)

11月は霜月(読み方はしもつき)の例です。

  • 晩秋(暮秋、向冬、初霜)の候
  • 日毎寒さがつのるようになりました
  • 枯れ葉の舞う季節となりました

12月(師走)

12月は師走(読み方はしわす)の例です。

  • 厳寒(寒冷、寒気、師走)の候
  • 寒気日々つのるころとなりました
  • 木枯らしに冬の訪れを覚えるころとなりました

4. まとめ

時候とは何か、読み方と意味、使い方をまとめています。各月の時候の挨拶、時候の挨拶がNGな(記載しない)ケースなどの常識的な内容についても記載しました。

時候の挨拶は、6月中旬なら梅雨などと言わないで、紫陽花(読み方はあじさい)なんかいいですね。なんで6月中旬かといいますと、6月中旬に米寿のばあさんのお祝いを企画していて手紙がいいなと思い調べていまして。

お悔やみ、災害のお見舞いなどの場合は、時候の挨拶は入れないで本文に入れるものなので覚えておきたいですね。

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更新履歴

このページの更新履歴です。

  • 2018.05.06 8月の時候の挨拶についての詳細の記事を追加しました。
  • 2018.03.10 関連記事を追記しました。
  • 2018.03.04 ページをUPしました。

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