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ブラック企業とは―求人票の特徴や見分け方など。

ブラック企業とは何かをテーマに、人票の特徴やWeb検索を活用した情報収集方法を活用した見分け方などについてまとめています。

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1. ブラック企業とは

ブラック企業とは、一般的に、以下のような特徴があると言われています。

2. ブラック企業の特徴

一般的に言われているブラック企業の特徴です。

  • 長時間労働、ノルマ
  • 不払残業、パワハラ
  • 労働者に対し過度の選別
  • 法令違反

明確な定義なし

人によってとらえかたはことなり、ブラック企業の明確に定義はないと考えられています。

ブラック社員という用語も

ブラック企業に似た言葉にブラック社員という言葉もあります。

ブラック社員

ブラック社員は、求められるパフォーマンスを著しく発揮できない社員を指すこともありますが、 ブラックな企業風土を作る社員のことをブラック社員とする説明もあります。 会社ではブラック社員という課題にも取り組む必要があるということですね。

詳細

3. 求人票の注意点とは?

ホームページの掲載情報や求人票だけでは、ブラック企業かどうかは判断しかねますが、わかることも多いかと思います。

売上高など財務情報がない

会社は人が集まって売上を上げていく組織と思います。 経営管理の指標として財務情報は最重要です。 それが軽視され共有されていない恐れがあります。 使用者のリテラシーが低く、成果も運しだいになる恐れがあります。

人事考課制度の記載が少ない

原理的に、給料は成果の報酬として支払われるはずです。 人事考課制度整っていないと社員の成果は正当に評価されようがなく、給料は上がりません。 社員のやる気がなくなったり、自分よりも能力のない人が外部から高給で上位のポスト採用される恐れがあります。

基本給と固定給

総額は高くても基本給が安い場合は残業代を押さえるトリックです。たくさん残業させられるかもしれません。 固定給は管理が面倒⇒人事考課制度がしっかりしていない恐れがあります。 固定給でも法的には残業代は出るはずですが、残業代が請求しずらいはずです。

4. ブラック企業の見分け方

今やWeb上には良くも悪くもたくさんの情報があります。 検索エンジンで調べ方を工夫することで見分けやすくなっています。

検索エンジンハッキング

検索エンジンを活用したサイバー攻撃の情報収集手法を検索エンジンハッキングといわれます。 アルカイダのマニュアルに7割は検索エンジンの情報でセキュリティの穴がみつけられると書いてあると聞いたことがあります。 検索エンジンをうまく活用すれば7割方は見分けられるのではないでしょうか。

風評記事

例えば、以下のようなキーワードで検索するとブラックな情報が検索できるかと思います。

"<会社名/役員/重役>" 違法 OR 違反 OR 申告漏れ OR パワハラ OR モラハラ OR セクハラ OR 2ch OR 送検 OR 捜査 OR 逮捕 OR インサイダー OR 架空 OR 脱税 OR 行政指導 OR 罰金 OR 暴力団 OR ヤクザ OR 容疑 OR 事件 OR 疑い OR 偽装 OR 行政処分 OR 告訴 OR スキャンダル OR 罪 OR 不正 OR ブラック

もし全部表示されない場合はORのキーワードで分割したり、絞り込んで検索する工夫も必要です。

更新履歴

このページの更新履歴です。

  • 2020/3/8 ブラック社員の特徴について追加しました。
  • 2020/1/14 ブラック企業のイメージを追加しました。
  • 2019/12/10 目次を追加しました。

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